海での三角関係!?

2008.05.08 Thu

「ちょっと風、強くなってきたよ、堪えてね!堪えてね!」
「さーいくぜー!たのむよー!」
「風たんない(足らない)よなー、おっと!フラフラすんなよー。スピードロスしちゃうぞ・・・。」

これ、ウインドのレース中の独り言。
ぼくはこれは、ボードやセイルに向かって話すのがクセでした。
ある時は波に跳ねてめくれあがるボードに向かって、ある時はオーバーブローで
リーチをバリバリと音を立てて鳴くセイルに向かって・・・・。
海の上での孤独なレース。
ボードとセイルはぼくの大切なパートナーであることは確かでした。
そしてセイルはそのマストを通してボードと繋がり、ボードはストラップでぼくと繋がり
セイルはそこについたラインによってぼくと繋がっていました。
セイルが悲鳴を上げてパワーを逃がしきれなくなると、ぼくはそれを開いてしまい
そうするとセイルのパワーが今度はボードに伝わって暴れだす・・・・。
ぼくとボードとセイルの微妙な「三角関係」は、実にナーバスなバランスで成り立っていました。
その関係が良好なときは、実にスムースです。
しかし一旦その関係が崩れると、三通りのバランスを元に戻すのは並大抵のことではありません。
ぼくはセイルをなだめ、ボードを褒め、自分を叱咤しながら、海の上を疾走します。
あんまりボードばっかり褒めると、セイルがすねるとイヤだから、たまにはセイルのがんばりにも
目を向けてあげなくてはいけません。
セイルとボードは、マストを通して何かゴチョゴチョと裏話をしている気配もあり
その「動向」にも気を配らねばなりません。
三人もいますから寂しかないですが、その関係がちょっとウザイことも・・・・。

最近、カイトサーフィンをするときウインドの時ほどの「関係」に気を遣わないでいられることに
気がつきました。
カイトはぼくとハーネスとバーで繋がっています。
でもボードと繋がっているのは、ぼくだけです。
カイトとボードは直接の「かかわり」はありません。
おまけにボードはウィンドのそれに比べて非常に小さく、大げさに言えば足の一部のような感覚。
だからぼくは、カイトとお話はしますが、あまりボードと話す機会はありません。

「いいねぇーいいねぇー、風うまくつかんでるねー!」
「ちょっとブローきたよー!ビビんないでねー!」
「風弱くなったねー・・・・。でも落ちないでね、お願い!」
「どおよ!今のボトムターン、カイトの振りもよかった?」

なんて感じで、今でもカイトとお話です。
でもボードやそのほかの「方」にあまり気兼ねすることなくシンプルな関係です。
ああ・・・海での関係はシンプルなほうがいい!


カイトやセイルとおはなしするぼくは、ちょっと変でしょうか?
みんな・・・・おはなし、してますよねーー?

  1. 2008/05/08(木) 23:01:00|
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